眼鏡レンズ【プラスチック】のコーティングの注意事項
眼鏡レンズ【プラスチック】は繊細な光学レンズです。
コーティングは極めて薄い膜のため、使い方によってはキズが付いたりコート膜が剥がれたりします。
レンズの性質をよく理解し、正しい扱い方を心がけることが大切!
コート剥がれの要因
■ キズからのコート剥がれ
◉レンズに異物が付着しているときは、カラ拭きせず、一旦水洗いしたあと水気をきれいに拭き取り、そのあと「レンズ専用メガネ拭き」で軽く拭いて下さい。
◉メガネを置くときは、レンズ面を下に向けて置かないようにして下さい。
◉メガネをむき出しで鞄やポケットには入れず、必ず専用ケースに入れて持ち運びして下さい。
■熱によるクラック(ひび割れ)からのコート剥がれ
◉メガネを熱湯につける
◉ストーブ、たき火、アイロンなど高温のものに近づける
◉炎天下の車中(80℃以上になる場合もあります)に放置する
◉ヘアドライヤーなどの熱風にさらす
◉サウナで使用する
※メガネパインビレッジで発生した事例
①オーブンの上にメガネを置いてしまった(HOYA製)
②冬場電車のイスの前(床)にカバンを置いてしまった(HOYA製)
オーブンってかなり高温になりますので置かないでください。
また電車のイスヒーターでメガネレンズにクラックが入ってしまったのには驚きでした。でもやめてくださいね
■水ヤケからのコート剥がれ
◉プラスチックレンズは水気を嫌います。濡れたままにしておくとシミになり、そこからコート剥がれが生じる場合があるため、水分が乾かないうちに拭き取って下さい。
■化学製品などによるコート剥がれ
◉レンズに整髪料・ヘアスプレー・化粧品・薬剤(トイレ・浴用洗剤)・カビ取り剤・アルカリ系洗剤・酸性洗剤・有機溶剤(シンナーなど)・汗・レモンなどの果汁が付いた時はすぐに水洗いをし、すぐによく拭き取って下さい。
≪コート剥がれは修理ができません≫
プラスチックレンズの表面に装着してあるコーティングは、一度剥がれてしまうと再生することは不可能なので、くれぐれも気を付けてください。
眼科メガネ処方箋も受付しております。
また当店でメガネの視力測定をしてメガネ作成もできます。
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